回路設計／基板設計
各種回路設計／基板設計を自社で行っています。
新製品の開発では、担当する技術者が構想から設計・試作・最終的な性能評価まで一貫して製品と関わっています。
回路設計とは
スマートフォンやパソコン、家電など私たちの身の回りにある電子機器の多くには電子回路が組み込まれています。
電子機器やシステム機器では、デジタル回路とアナログ回路を組み合わせて使用します。
デジタル回路は情報処理やデータ転送において高い精度と信頼性を提供し、アナログ回路は温度や圧力等の連続的な信号の制御や変換に適しています。
トキコの礎となるアナログ回路による信号処理技術
当社製品にも多くの電子回路が組み込まれており、流量計やディスペンサーの流体センシング技術においてアナログ回路は重要な役割を果たします。
例えば、水素ディスペンサーに使われているコリオリ式流量計の場合、チューブに働く「コリオリ力」によって発生する位相差は、非常に微小な信号のためノイズが乗ってしまうと正しく計測ができません。そこでアナログ回路によってノイズを除去し、処理できるレベルまで信号を増幅する必要があります。
当社は長年の流量計開発を通じアンプ回路の設計技術・ノウハウを多く蓄積・継承しており、微細な信号を高精度に計測する製品づくりに繋がっています。
最新技術と組み合わせ進化させる
流体センシングで微細な信号を高精度に計測する技術にはアナログ回路を用いますが、ICチップやマイコンなどマイコンなど最新の電子部品とデジタル信号処理技術を組み合わせることで、メモリ機能や通信機能の性能UPに加え、部品簡略化による製品の小型化などにも取り組んでいます。
従来製品 
新製品 
超音波渦流量計では各技術の組み合わせにより従来製品に比べ、容積比44％と大幅なスリム化を実現
