流量計ポッターメータ

インテリジェント計数部付

概要・特長

ポッターメータは、フローティング構造により、他の方式 の流量計に比べて小形、軽量であり、広い流量レンジにわたって高精度な計測が可能です。様々な分野において取引用をはじめ、工程管理用やプロセス制御用など広範囲な用途に採用されている代表的なタービンメータです。

  • ステンレス鋼を標準としているため、耐食性に優れ、水、石油類、化学液など幅広い液体に使用できます。
  • −250℃から500℃まで計測が可能です。
  • ハウジングの形状が耐圧の高い円筒形のため、高圧流体の計測にも使用できます。(最大343MPaの実績があります。)
  • コンパクトにまとまった構造になっていますので、取扱いが簡単で保守が容易です。

主な仕様

口径 3/4~14B
適用流体 水、石油類、化学液、LPGなど
精度 ±0.5% RDまたは±0.2% RD
計測範囲 0.36~3,500㎥/h
流体粘度 5㎟/s以下
流体温度 -250~500°C
最高使用圧力 4.96MPa
取付姿勢 水平
必要直管長 上流 20D(ストレートナ含む)以上
下流 5D以上

インテリジェント計数部仕様

  • 表示(積算、リセット、瞬時流量、温度表示など)
  • 機能(リニアライズ、温度補正、係数補正、計量室熱膨張補正など)
  • 出力(オープンドレイン、電圧パルス、電流パルス、アナログ出力など)
  • 通信:スマート通信
  • 防爆構造:耐圧防爆構造(ExdⅡBT4)

計測原理

下流側コーンの圧力導入口より、静圧を導入し、ロータに働くスラスト力を低減することで、ロータはスラスト軸受に接触することなく回転します。

  • ロータの回転抵抗は、ボールベアリング方式に比べ
    小さくなり、優れた器差性能を発揮します。
  • 軸受には超硬合金を採用し、耐久性の向上を図っています。
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