制御機器緊急遮断弁

電気信号式(MBAシリーズ)

概要・特長

各種産業用設備には、高圧ガス保安法や消防法などにより、 緊急遮断弁の設置が義務づけられています。緊急遮断弁(MBAシリ ーズ)は駆動源に大きなイニシャルトルクを発生させる炭酸ガスカートリッジを用い、弁部にはポール弁を採用しているため、各種流体の配管ラインを緊急遮断する安全防災機器として最適です。

  • 炭酸ガスカートリッジによる
    確実な作動力
  • 付帯設備が不要
  • 水平、垂直いずれの配管にも取付可能
  • 手動ハンドルでの開閉操作が可能
  • 豊富な実績(国内外に2万台超える販売実績)

主な仕様

口径 1~16B
適用流体 都市ガス、天然ガス、LPガス、石油類など
流体温度 -5~80°C
流体圧力 Max. 0.99MPa
材質 本体 SCPH2またはSCS13
トリムボール SCS13、シート PTFE
アクチェータ パワーシリンダ式
復帰操作 手動ハンドル操作による手動復帰
取付配管 水平または垂直

作動原理

通常

通常時は、カッターがロックされており、ボールバルブは開いています。

緊急遮断

ソレノイドに作動用の電気信号をあたえると、カッターのロック部が外れて、カッターが炭酸ガスカートリッジのディスクを破り、炭酸ガスをシリンダ内に噴射し、ピストンを駆動してボールバルブを閉じます。

緊急遮断後

シリンダ内の炭酸ガスは徐々にオリフェスを通り大気に放散するため、シリンダ内は大気圧となり、作動後の復帰操作に支障きたしません。

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