技術開発・製造拠点
研究開発の中核拠点となっているのが静岡事業所です。基礎研究から要素開発、製品設計、製造まで一気通貫に効率的な活動ができる環境を整えています。
また全社的な技術者人財育成の場として技術開発センターを設置し、技術者同士が切磋琢磨し技術力向上の大変重要な役割を担っています。
2022年9月に開設した水素先端技術センターは商用水素ステーションと同等以上の性能を有し、大容量充填対応の水素ディスペンサーや要素機器の開発、評価を行うことが可能です。
水素先端技術センター
水素エネルギー社会実現に向け、水素ディスペンサーの充填試験及び水素関連の新製品開発を行う研究開発施設です。
乗用車1台の充填、2台同時充填、協調制御充填、大型トラックを想定した大容量の充填など、商用水素ステーションと同等以上の能力を持ち、さまざまなニーズに合わせた試験が可能です。
最大20台/月の水素ディスペンサー出荷前試験を行うことができます。
高圧水素ガス充填試験設備
高圧水素ガス充填試験設備を併設しており、水素ディスペンサーの研究開発を行っています。
プレゼンテーションルーム
お客様とのコラボレーションを創生する場となってます。
製造ライン
静岡事業所では、研究開発施設と製造ラインが隣接しているため、相互のフィードバックが活発に行われ、スピーディーな製品の開発・改善に繋がっています。
また、複合加工機や三次元測定機、クリーンルーム、水素ディスペンサーの配管溶接設備も完備し、高品質な製品を安定して提供するための設備を整えています。
複合加工機
製品の精密な加工に複合加工機を導入しています。加工PRGを変更することで、様々な機種・仕様に対応できるNC加工機は、加工の再現性が高く、安定した品質で加工することができます。
三次元測定器
空間上の要素を測定することで、困難であった立体形状の測定をスピーディーかつ正確に行えます。緻密な寸法公差を要求される製品の確認や評価を行い、安定した品質管理を実現しています。
クリーンルーム
クラス100,000のクリーンルームです。半導体の洗浄に使用する純水の流量計の組立を行っています。室内の温湿度、クリーン度のモニタリングを行い、安定した環境で高品質な組立作業を行います。
水素ディスペンサーの配管溶接
超高圧で使用する水素配管は厚肉のため、素材の強度を落とさず溶接することが非常に困難です。
溶接環境や条件を最適化することで安定した溶接を実現しています。
技術開発センター
研修室、技術実習室に加え、当社製品をご覧いただける常設展示室を備えています。
製品展示コーナー
エネルギーソリューション事業とインフラ・エンジニアリング事業の2つの事業区分ごとに、ガソリン計量機や計装製品を展示しています。
レガシーコーナー
創業期からの歴史とその当時の製品や1947年~1964年に活躍した野球部の活動をご紹介しています。
システムソリューションコーナー
新たなシステムやソリューションをご提案します。
アクセス
所在地:
〒436-0082
静岡県掛川市淡陽13(エコポリス内)
- JR掛川駅から車で10分
- 東名高速掛川ICから車で約10分
- 国道1号線掛川バイパス千羽ICから車2分