01概略構成の検討
当社が独自開発した充填シミュレーションソフトにより、水素設備の最適な概略構成をご提案できます
カーボンニュートラルに貢献
クリーンエネルギー
として期待される「水素」
水素は元素の中で最も軽く、宇宙全体で最も多く存在している元素です。
地球上にも無尽蔵に存在し、さまざまな方法で製造できます。燃焼してもCO2を排出しないことから、地球温暖化対策の切り札として注目を集めており、自動車、バス、トラック、建設重機、船舶、航空機、発電、ボイラーなどあらゆる分野での水素利用が始まっています。
当社は安全で正確な水素エネルギーの充填を実現するため、研究開発や製品づくりを進めています。
水素ディスペンサーは、水素ガスを安全に素速く車両に充填する機器です。
水素ガスの量を正確に計測し、安全に充填するためには、国際規準に準拠し流量(圧力)を制御する技術が必要です。
当社の水素ディスペンサーは、性能と安全性を高くご評価いただき、多くの水素ステーションに導入いただいています。
1990年初頭のCNG(圧縮天然ガス)の普及期より、高圧ガスディスペンサーの開発に取り組んでいます。当時国内トップシェア(自社調べ)を獲得したCNGディスペンサーの高圧ガス計測・制御の技術とCNGスタンドのエンジニアリングのノウハウが現在の水素事業にも活かされています。
NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託事業として、水素ディスペンサーの研究・開発を推進しています。
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会(2021年開催)対応として選手村隣接に開設された水素ステーションでは、ディスペンサーの納入とステーションの設計・施工に携わりました。
立地条件やご要望にあわせて最適なステーションをご提案します。特定建設業の許可を受けており、監理技術者による安全管理、品質管理、工程管理や施工図の作成、また消防検査対応など、円滑な施工管理が可能です。
当社が独自開発した充填シミュレーションソフトにより、水素設備の最適な概略構成をご提案できます
サービスステーション建設で培ったノウハウにより、お客様が利用しやすい水素ステーションをご提案します。
CNGスタンド等設計で培ったノウハウ、法令知識で最適な設備機器の選定をご提案します。
高圧ガス申請、消防申請などの各種申請も当社が責任をもってサポートします。
機器類の納入・機械器具設置工事・電気設備工事・配管工事など水素ステーションの建設工事を一貫してサポートします。
お引渡し
都心に開設され、利用頻度の高い水素ステーションです。
信頼性の高い水素ディスペンサーの納入により、ステーションの稼働を支えています。
現在日本全国で約170か所の商用ステーションが稼働しており、その内の59か所で当社の水素ディスペンサーが導入されています。
(2023年11月末現在 当社調べ)
中国や韓国向けに現地のニーズに合致した水素ディスペンサーを供給しています