燃料販売事業に加え新規事業展開として、水素ステーション開設を目指しておられました。
適切な設備能力で省スペース化・コスト低減を図り、同社ガス販売事業の事務所と併設することで敷地費用や人件費を低減するなど、安価な定置型ステーションを目指しました。
当社は水素充填設備の省スペース化に寄与する組み込み型水素ディスペンサーを納入しました。
２０１８年４月、岐阜県内で初の定置型水素ステーションを開設されました。現在も自社の水素ステーションの拡大にむけ意欲的に取組まれておられます。
設備の建設において、設計、土木建築、配管、電気、計装すべての分野で担当させていただきました。環境意識の⾼いお客様のご要望に対し、ステンレス製の屋外タンク、センサーシステム等総合的にご提案、施工をさせていただきました。
危険物（溶剤）を取り扱う設備のため、『漏洩及び敷地外への流出リスクを低減したい』とのご要望をいただきました。
設備⾯において、腐⾷性の低い材質「ステンレス製」を選定させていただき、⻑期にわたり正常な状態で使⽤していただくことが可能です。さらに、センサーシステムや⾃動⽌⽔板等の導⼊を⾏うことで、ご要望をいただいた『漏洩及び敷地外への流出リスク』の低減を⾏うことができました。
実際の導⼊効果については、何よりも安心感につながったとお客様より伺っております。また、他拠点の溶剤供給設備についても設計から施工までご相談いただき、設備導⼊をさせていただきました。
人手不足により、十分なシフトが組めない日があるというお声を頂きました。特に、農繁期は田植えや稲刈りで農機具などの燃料需要が高まり、携行缶給油が多くなるため、更にスタッフに負荷がかかることに困っておられました。
監視カメラ映像表示の機能が付いた、最新の「ハンディSSC」をご提案しました。以前から店舗にある監視カメラと接続できるため、必要最小限の設備投資で済むこともメリットです。
ご導入後、一人のスタッフで接客と給油許可が行えるようになったというお声を頂き、負担軽減と業務効率向上に寄与することができました。端末の操作が簡単で、監視カメラ映像も手元で鮮明に確認でき、安全・安心な給油許可ができるとご評価をいただいています。
河川のそばに店舗があるため、台風や豪雨でたびたび起こる浸水被害に悩まれておりました。
業界初の「防水・防爆モーター」を搭載した防水型計量機をご提案しました。優れたノズル操作性、大型液晶を採用した鮮明な表示器など、日常での使いやすさも決め手となり導入いただきました。
機器導入後に水害は発生していませんが、被災後に求められるのは迅速な燃料供給の再開です。防水型計量機導入により、もしもの場合には、簡単な点検を行うことで給油が行えるという安心感を感じていただいています。
©月刊ガソリンスタンド（一部当社にて編集）
台湾は日本に比べて高温・多湿な気候で、
特に、海沿いに立地するガソリンスタンドでは、計量機を設置してからわずか数カ月で塩害によるサビが発生してしまうことがありました。
そのため、新設のガソリンスタンドのオーナー様からその対策についてご相談をいただきました。
サビに強い鋼板（亜鉛・アルミ・マグネシウムめっき）を使用した、塗装が剥がれにくい計量機をご提案しました。
海沿いのガソリンスタンドでもサビが発生しにくくなり、オーナー様から大変喜ばれました。
今後もお客様からのご意見を元に、計量機の改善改良を進めていきます。
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