地下タンクの点検・補修

土壌汚染を発生させないために。
地下タンクの漏洩検査、電気防食システムの定期点検

地下タンクの漏洩や土壌汚染が発生すると復旧にかかる費用や営業損失が莫大になります。地下タンクの腐食予防のために定期的な点検が大切です。

地下タンク漏洩検査(ナノタンクテスト)

地下タンクの漏洩検査はナノタンクテストにお任せください。

当社の検査システムは、ナノテクノロジーを駆使し、総合的判断を可能とする高度なソフトを搭載、気相部、液相部とも高感度で正確な検知と解析を実現しました。
消防法にも対応した信頼性の高い検査サービスをご提供いたします。

地下タンクの定期点検は、消防法で義務付けられています。
・埋設後15年以内の地下タンクは、3年に1回
・埋設後15年を超える地下タンクは、原則1年に1回

特長

短時間で総合的判断が可能。検査による施設の休業時間を短縮できます。

地下タンクにナノテクセンサーを内蔵した検査機器を設置し、液相部と気相部の検査を連続して短時間で行います。
検査よる休業時間を短縮できるため、営業損失を最小限に抑えることが可能です。

検査機器

ナノタンクテストのしくみ

検査状況をリアルタイムでモニター。信頼性の高い診断が可能です。

液相部・気相部の検査状況をその場でモニターしながら検査を行うため、空気や水の混入の有無をリアルタイムで確認できるため、問題のある箇所をこまかく正確に把握でき、信頼性の高い検査が可能です。

検査報告書を即日提出できます。

検査結果をその場で自動判定し、プリンタ出力、報告書提出をその場で行うことが可能です。
検査実施後すぐに必要な書類が揃うので、スピーディーな提出が可能です。

検査報告書イメージ

検査条件と判定基準

検査条件と判定基準

項目 液相部 気相部
微加圧法 微減圧法 ガス加圧法
試驗圧力 液位と地下水位で決定 2kPa -2、-4、-10kPa 20kPa
判定基準 空気、水の浸入検知 2%の圧力減少 2%の圧力上昇 2%の圧力減少
液温 0~30°C
液種 動粘度30㎟/s以下の各液種

検査可能な油種

危険物の分類 蒸気圧kPa(at 20℃) 主な対象液種
ガソリン類 13以上、 53未満 ガソリン
灯・軽油類 0.4未満 軽油、灯油、A重油、B重油、シクロヘキサノン (アノン)
溶剤類 0.4以上、 13未満 アルコール、キシレン、メタノール、 エタノール、n-ヘキサン

ナノタンクテスト実施の流れ

以下のフローで点検・診断を行います。

ヒアリング

在庫量、臭気、配管系統や荷卸し後の経過時間などを確認。

事前調査

タンクや漏洩検知管の水位、液面や気相部高さ、外気温や気相部温度などの現場条件を調査。

ナノタンクテスト実施

現場条件に応じた気密試験方法によって液相部と気相部を連続して検査・判定。

報告書作成

ナノタンク検査用パソコンより検査結果をその場で判定し、検査報告書の出力。

検査可能な施設例

ナノタンクテストは、エネルギーステーション以外のさまざまな施設で検査が可能です。

電気防食システムの定期点検

防食システムを維持するため、年1回以上の定期点検が重要です

当社では、電気防食システムの定期点検を実施しています。
定期的な点検を怠ると、土壌環境の変化などにより防食効果を維持できないことがあります。
危険物施設を安心安全にご利用いただくために、定期点検をお願いいたします。

電気防食システムの詳細はこちら

電気防食システムの定期点検は消防危第48号(平成3 年5月29日通達)、消防危第25号(平成25年2月22日通達)で義務付けられており、記録の保管義務(10年)があります。

点検内容

当社は(公社)腐食防食学会の正規会員です。学会による規格及びガイドラインに基づいて点検を実施しています。

電気防食( 外部電源法) は、地中に埋設した電極から微弱防食電流を流し続けることで、配管・地下タンクの外面に発生する腐食の進行を防止します。防食機能を維持するため、適切な電位に調整する必要があります。

主な点検項目

  • 電気防食装置の損傷の有無(目視点検)
  • 地下貯蔵タンク及び地下配管の対地電位
  • 陽極発生電流
  • 外部電源方式の場合、直流装置の作動状況(出力電圧・出力電流)

目的

約1時間

適切な電位が保たれているか
確認・調整し、点検済証を貼りつけます。

土壌環境の変化事例

地下タンク貯蔵所の流出事故(参考)

出典:総務省消防庁発行(平成30年1月)
「危険物施設等の事故及び設備等の長期使用の実態に関する調査(中間報告)」

設置より7年間、年1回の定期点検では合格していたお客さまの設備が、8年目を境に判定基準値を下回りました。施設近傍で温泉掘削工事が行われていたことから、地下水の流れが変化したことが原因と推定されます※。対策として、電極の増設を行いました。
※土壌が乾燥すると、防食電流が流れにくくなります。

定期点検を行うことで変化や異常を早期に把握することができます。
電気防食システムは、設置後の「点検」が重要です。

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